「車中泊を始めたいけど、何を買えばいいの?」
こんな声をよく聞きます。ネットで調べると、マット、ポータブル電源、ベッドキット、ルーフボックス…と、あれもこれも必要に見えてきますよね。
でも、実は最初の一泊に必要なものは3つだけです。
ただし、夜の冷えだけは季節を問わず油断できません。
私たちも昔は「何でも持っていく」人でした
正直に言うと、以前の私たちは心配だからとりあえず何でも持っていくタイプでした。入りきらないものは、全部ルーフボックスへ放り込んでいたんです。
ところが今回の3泊4日の旅では、必要なものだけを選んで、ルーフボックスなしで出発しました。それでも困りませんでした。
車中泊に慣れてくると「これは要らなかった」が分かってきます。
最初から完璧に揃える必要はありません。
最初の3つ① 目隠し
車中泊で一番大切だと感じているのが、窓の目隠しです。外から見えない安心感がないと、ゆっくり休めません。
吸盤式は失敗しました
最初に買ったのは吸盤式でした。ところが、
- すぐはがれる
- 全部の窓に貼るのが面倒
- 結露すると吸盤がずり落ちてくる
寒い時は少し防寒効果があそうな感じはありましたが、取り付けるのは面倒です。
今回買ったのは磁石でワンタッチのカーテン
薄いカーテンのような作りで、磁石でパチッと付けられます。遮光性は抜群でした。
前3面一体型です。エブリィ用ではなく、ハイエース用です。
左右のバイザーがすっぽり入るポケットがついててバイザーにかぶせてバイザーを閉じます。
左右に伸びたカーテンの上の端に磁石が入っているのでドア上部にペタッとして完了。
ちょっと大きめですがそれが良かった。
カーテンを付けたままドアの開け閉めができて、とても便利でした。
サイドドア、バックドアも少し大きめですがそのまま使用可能です。
換気扇を付けた時だけ折り曲げて使用しています。
後部の小さい窓は依然と同じ吸盤のものを使っています。
また、寒い時は吸盤のものとカーテンを併用することで防寒効果も増しそうです。
吸盤がはがれたりずれ落ちたりしてもカーテンでプライバシーは守られる。
これでイライラ解消。いい感じに仕上がりました。
- サイドドアの換気扇のまわりは、少し手入れが必要でした(換気扇がない車なら問題なし)
- バックドアは少し大きめでしたが、問題なく使えました
フロントと両サイドドア フロント3面の目隠し用
サイドドア用
リヤウインドウ用
最初の3つ② 布団
「シュラフを買わなきゃ」と思う必要はありません。持っていなければ、家の布団でOKです。
私たちの最初の寝床も、かなり簡素でした。座席をフラットにして、すき間には発泡スチロールを切って詰め、その上にシュラフ。1泊だけなら十分でした。
長く旅をするなら、やはりベッドキットがおすすめです。ベッドの下が収納スペースになるので、荷物が整理できます(夫が最初にDIYで手を入れたのもベッドキットでした)。
でも、それは「続けたくなってから」で大丈夫です。
車中泊の寝床づくりについてはこちら
▶ 車中泊の寝床づくり完全ガイド|60代夫婦が試行錯誤してたどり着いた快眠セットを全公開
最初の3つ③ カセットコンロ
家で使っているカセットコンロと、ラーメン用のお鍋があれば十分です。お湯が沸かせれば、できることがぐんと広がります。
- インスタント食品や温かい飲み物で、食事場所が見つからない時もしのげる
- お湯をペットボトルに入れてタオルでくるめば、簡単な湯たんぽになる
「冬に車中泊する人は少ないでしょ?」と思うかもしれません。でも、田舎は意外と標高が高かったり、海辺だったりして、季節に関係なく夜は冷えることがあります。そんな時、湯たんぽがあるだけで安心です。
※湯たんぽは、50~60度くらいで。ペットボトルは硬めのホット用飲み物のものを使い、タオルでしっかりくるむとやけど対策になります。
火を使う時は必ず換気をして、就寝中は使わないようにしましょう。
最初は「買わなくていいもの」もある
ルーフボックスもその一つです。
心配だから何でも積んでいた頃より、荷物を選んだ今のほうが、車の中も気持ちもすっきりしています。
足りないものは、旅をするたびに「ここが不便だな」と気づいたところから足していけば大丈夫。私たちもそうやって、少しずつ車を育ててきました。
私たちが実際に使っているグッズは
▶ 【メカ夫&ケチ子厳選】ミリキャン2号に常時積んでいる 車中泊グッズ15選
車中泊を始めた理由は
▶ 60代夫婦が車中泊を始めた理由|元添乗員と元整備士のリタイヤ~ず流旅のはじめ方
まとめ
- 最初の一泊は「目隠し・布団・カセットコンロ」だけでOK
- 吸盤式の目隠しはおすすめしない。磁石式のほうが使いやすい
- 荷物は選んでいい。足りないものは旅をしながら足せばいい