千畳敷高原(山口県・長門市)|3度目でようやく叶った、あの高原での車中泊

山口県長門市千畳敷高原キャンプ場の朝の様子

1度目の訪問|添乗で

「なんでこんな何もないところに行くの?」

添乗員時代、観光バスのドライバーさんがそうつぶやいたのを、今でもよく覚えています。

駐車場から少し登った先に広がっていたのは、本当に何もない、ただの高原の原っぱ。
駐車場を登り切ったところにあるお店も閉まっていて、その時の風景は、正直「なぜここが観光ルートに?」と誰もが思うような場所でした。

でも私は、この見晴らしのいい場所に、なぜか心惹かれていました。「いつか個人的にまた来たい」——そう思ったのを覚えています。

それから数年後、そして更に数年後。私たちリタイヤ~ずは、この千畳敷高原に3度目の再訪を果たすことになります。

2度目の訪問|カフェレストランでランチとパラグライダー見物

長門市千畳敷高原キャンプ場にあるレストラン「カントリーキッチン」のカウンタ席から見える風景とパラグライダーが飛び立った様子

2018年11月、天気の良い青空の日に再訪しました。今度は、あの閉まっていたお店が開いていて、迷わず立ち寄ることに。

高原に向いた窓辺のカウンター席で、のんびりランチをいただきました。

外に目をやると、パラグライダーをする人が風を待っている姿が見えます。

ケチ子
ケチ子
いつ飛びだすのん?

風を見るための吹き流しを見ながら

あかんあかんまだあかんでぇ まだや
メカ夫
メカ夫

実はメカ夫、パラグライダーのライセンスを持っています。
その様子を見ながら「ああでもない、こうでもない」と、解説が止まりません。

私はメカ夫が実際、空を飛んでる姿見たことがないので

ケチ子
ケチ子
あぁこんなかんじなんだぁ

と眺めていると、とうとうその瞬間がやってきました。

ふわりと風をつかんで、高原から空へ舞い上がっていく姿は圧巻でした。

レストラン・ランチの様子はこちらで紹介しています

▶ カントリーキッチン

3度目の訪問|念願の車中泊

車中泊の様子

そして時は流れ、2022年10月。近くまで来ていた私たちは、その夜の寝場所を探していました。

「そうだ、あそこに行こう!」

そう決めて向かった先が、あの千畳敷高原です。

到着すると、駐車場横の高原ではソロキャンパーの方たちが、ぽつんぽつんと小さなテントを張っていました。

私たちは駐車場に車を停めて車中泊。高原キャンプ場のすぐ横なのでキャンプしてる気分です。

車中泊スキレットメニュー パエリアとエビのガーリック炒め

夕食は自炊。すっかり暗くなっていましたがお気に入りのランタン風ライトを吊り下げて静かな高原の空気の中で食べる食事は、格別でした。

早朝の高原、そして虫の大群

翌朝、高原の上まで足を伸ばしてみました。レストランの建物の屋上が展望スペースになっていて、そこから見渡す高原の景色は、添乗員時代に「何もない」と思っていたあの場所とは、まるで違う表情を見せてくれました。

朝食も自炊で済ませ、片付けを終えた頃には、子供連れの家族も遊びに来ていました。

この場所が、こんなふうに愛されている光景を見られたのも嬉しい発見でした。

最後にもう一度、写真を撮ろうと高原の方へ向かったその時——小さな虫の大群が・・・慌てて車に逃げ込むことに。

バタバタと荷物をまとめ、そのまま出発となりました。

千畳敷高原キャンプ場 施設情報

山口県長門市千畳敷高原キャンプ場の受付

標高333mの高台に設けられたキャンプ場です。高台から眺める日本海の絶景、夜の日本海に浮かぶ漁り火、そして日の出が楽しめる場所として人気があります。

項目内容
住所〒759-4402 山口県長門市日置中1138-1
TEL0837-37-4211
アクセスJR山陰本線「長門古市駅」からタクシーで約10分/中国自動車道「美祢IC」から車で約50分
駐車場200台(無料)
期間通年
キャンプ予約不要(当日受付のみ)
テント利用料1張1泊につき1,000円/デイキャンプ(日帰り)は無料/18時以降の利用は1泊扱いで料金発生

⚠️ ご注意:こちらはオートキャンプ場ではなく、車の乗り入れは想定されていません。 私たちが利用したのは、あくまで施設横の駐車場です。車中泊を検討される場合は、事前に施設へ直接お問い合わせのうえ、ルールを守ってご利用ください。

詳しい情報はこちらから
▶ 千畳敷高原キャンプ場の公式HP

▶ 車中泊グッズ15選

▶ 車中泊の寝床づくり完全ガイド

▶ 防寒・快適グッズ9選

まとめ

添乗員時代の「なぜここに?」から始まり、青空の日のパラグライダー見学、そして車中泊まで。
3回訪れた千畳敷高原は、私たちにとって特別な場所になりました。

何もないと思われがちな高原も、時間をかけて何度も訪れることで、少しずつ違う顔を見せてくれる——そんな旅の面白さを教えてくれた場所です。