お墓参りに行った時のこと。
到着したのは午後、もうすぐお彼岸だというのに真夏のような暑さでした。
お墓掃除をしている間もずっと西日が当たり続け、気づけば全身びしょびしょ。
「どこかでさっぱりしたいね」と探して偶然たどり着いたのが、岐阜市三番町にある銭湯「のはら湯」でした。
これがもう、想像以上の当たりで。
明治27年創業、130年続く老舗銭湯
のはら湯の歴史は、明治27年(1894年)8月にさかのぼります。
当時、自宅にお風呂がある家庭は少なく、銭湯は今よりずっと貴重な存在。
入浴料はかけそば一杯とほぼ同じくらいで、今の感覚だと450〜500円ほどだったそうです。
そんな時代から130年以上、のはら湯は同じ岐阜市三番町で営業を続けています。
今も岐阜県の条例に基づいて料金が定められており、現在の大人料金は530円です。
この料金で、こんな銭湯に出会えたのは、正直かなりお得でした。
今回はお墓参りが目的で、車中泊の旅というわけではありませんでしたが、お風呂セットが役に立ちました。
車中泊であってもなくても、お出かけ時は基本セット・お風呂セットを常時携帯しているリタイヤ~ず。
備えあれば憂いなし、を実感した一日でした。
銭湯なのに、天然温泉
のはら湯の一番の驚きは、銭湯なのに本物の天然温泉だということ。
大きな岩を囲むように作られた湯船には、岐阜市から西へ直線距離で約10km、池田山山麓にある池田さくら温泉のお湯が、タンクローリーで直送されているそうです。
まさに露天風呂気分を味わえる、贅沢な造りです。
サウナ(蒸し風呂)・水風呂ももちろん完備。
バイブラやジェットの白湯、懐かしい電気風呂もありました。
湯上がりには、揖斐郡池田町の棚橋牧場から届く牛乳もぜひ。
コクがあって、お風呂上がりの一杯にぴったりでした。
こうした思いがけない日帰り温泉との出会いも、旅の醍醐味の一つ。
車中泊で使える日帰り温泉の記事はこちら
桶はもちろん、ケロリン
/>
湯船のそばに並んでいたのは、おなじみの黄色いケロリン桶。
リタイヤ~ず世代はおなじみのはず・・・ですが
一応、念のためご存じない方こちらから
▶ ケロリンファン倶楽部(公式)
実はメカ夫も自宅で愛用しているほどのケロリン桶好き(笑)。
こんなところでこんなに大量に"再会"するとは思いませんでした。
因みに我が家のケロリン桶はA型(関東版)と判明💦
基本情報
アクセス
- 〒500-8189
- 岐阜市三番町13番地
- TEL:058-262-3111
営業時間
- 平日 午前10時~午後11時まで
- 日曜日 午前8時45分~午後11時まで
- 最終受付 午後10時30分まで
- 元日を除き年中無休です
駐車場
- 近くの大垣共立銀行岐阜支店の駐車場が利用可能
※ 車一台につき100円の補助券を受付でもらうことで割引
入浴料金大人
- 530円
- 『長生きの日』・毎週水曜日70歳以上の方は、500円(但し年齢の証明出来る物をご提示下さい)
近くには「柳ケ瀬 やなぶら」も
のはら湯の周辺は、岐阜市の中心市街地「柳ケ瀬」エリア。
「やなぶら」という愛称で親しまれる、明治時代から続く歴史ある繁華街です。
私たちが訪れた時は空き店舗も目立ち、メカ夫が覚えている昔ほどの活気は感じられませんでしたが、レトロなアーケードや路地(アクアージュ柳ケ瀬など)には、今も独特のディープな雰囲気が漂っていました。
毎月第1・第3土曜日には「柳ぶら楽市」という市も開催されているそうなので、タイミングが合えば覗いてみたいと思います。
銭湯育ちのケチ子にとって、特別な時間
実は私(ケチ子)の実家にはお風呂がありませんでした。
小さい頃は、庭続きのおばあちゃんの家のお風呂に入っていましたが、小学生になってからはずっと銭湯に通ってました。
今回、のはら湯に足を踏み入れた瞬間、あの頃の空気がふっと蘇ってきました。
私が通っていた銭湯よりものはら湯はずっと大きくて、しかも本物の温泉。
同じ「銭湯」という言葉でも、こんなに豪華な体験ができるとは思いませんでした。
おかげで思いがけない良い出会いになりました。