黒部峡谷トロッコ列車の旅で、私たちが楽しみにしていた一つ秘境の露天風呂です。
今回は、トロッコ列車を途中下車して、
深山幽谷の湯 黒薙温泉の大露天風呂と鐘釣の河原露天風呂
に立ち寄りました。
どちらも秘境感漂う、黒部峡谷ならではの温泉です。
実際に行ってみると、景色は間違いなくすばらしい。
一方で、60代の私たちには「これは知っておいたほうがいい」と思うこともありました。
この記事では、実際に歩いて、見て、入ってみた感想を中心に紹介します。
黒薙駅で途中下車して深山幽谷の湯「黒薙温泉」へ
トロッコ列車を黒薙駅で途中下車。
駅から黒薙温泉までは、歩いて約30分。
「そんなに大変じゃないかな」と思っていたのですが……
これが、想像していたより山道でした。
いきなり「へびでるよ!」「熊でるよ!」みたいな看板があって坂道スタートです。
スニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめです。
露天風呂に入るからといってサンダルなんかで気軽な感じで行かないほうがいいと思います。
黒薙温泉の大露天風呂へ
ようやく黒薙温泉「大露天風呂」に到着。
メカ夫は、さっそく「大露天風呂」へ。
山の中にある温泉なので、開放感は抜群です。
トロッコ列車に乗って、さらに山道を歩いてきたからこそ味わえる温泉。
こういうところが、黒部峡谷の温泉の魅力なのかもしれません。
しかし、そこで疑問が・・・
さらに5分先の黒薙温泉旅館へ
私たちは「大露天風呂」からさらに5分ほど奥にある黒薙温泉旅館に行きました。
そこでメカ夫の入浴料をお支払い。
ケチ子は入浴しませんでしたが、せっかくここまで来たので宿の中を少し見学させていただきました。
宿の中を通り、奥にある天女の湯へ。
黒薙温泉から戻るときは時間に注意
温泉でゆっくりしたあと、黒薙駅へ戻ります。
ところが、昼近くなり気温も上昇。
とにかく暑い!特にメカ夫は温泉入浴後。
往路はそれほど気にならなかったのに、帰りは汗だくです。
途中、トンネルから冷たい風が出てくる場所があり、そこでしばらく休憩。
これは本当に気持ちよかったです。
しかし、ここでも時間に注意!です。
私たちは、あやうく次のトロッコ列車に乗り遅れそうになりました。
このとき、添乗員時代によく言っていたことを思い出しました。
「行きにここまで何分かかったから、帰りも同じくらい」と考えないでください。
帰りは疲れているかもしれないし、写真を撮ったり、休憩したりすることもあります。
だから、
「行きにかかった時間+α」
で、余裕をもって安全に戻ってください、と。
添乗員時代には口を酸っぱくして言っていました。
それでも遅刻する人はいるんですけどね(笑)。
バスなら少々遅れても、待ってくれます。
でも、列車は待ってくれません。
途中下車して温泉に行く場合は、温泉に入る時間だけでなく、駅まで戻る時間にも十分余裕を持っておくことをおすすめします。
黒薙温泉 アクセス基本情報
- 行き方 黒部峡谷鉄道の出発点「宇奈月駅」よりトロッコ電車に乗って約25分、黒薙駅で下車。やや階段の多い山道を約20分、約600m歩いた先に黒薙温泉大露天風呂。そこから5分ほど歩いた先に黒薙温泉旅館があります。
- 住所 黒部観光開発株式会社 〒938-0282 富山県黒部市 宇奈月町黒薙
- 電話 0765-62-1802 ※お電話ご予約・お問い合せ 平日 8:00~16:00
- 営業時間 日帰り入浴(受付時間): 9:00~15:15
- 営業期間 5月頃~11月下旬頃まで(冬季休業)
- 入浴料 大人1100円 黒薙温泉旅館でお支払い
※混浴の大露天風呂は、塀も囲いもありません。水着持参で。
※シャワー施設もありません。着替える小さな小屋があります。
※大露天風呂は、天候や川の増水、清掃等で入浴できない場合があります。
入浴時間の変更等事前に確認することをお勧めします。
鐘釣駅でも途中下車
次に途中下車したのが鐘釣駅です。
ここでは、まずは万年雪展望台へ。
黒部峡谷の中で、夏でも雪が残っている場所を見ることができます。
そして、河原露天風呂へ向かいます。
鐘釣の河原露天風呂
周辺には水遊びができる河原や温泉が湧いているところがあります。
メカ夫はここでも、温泉を見つけると……
やっぱり入ります。
ケチ子は今回も足湯でがまん。
自然の中にある河原の温泉なので、こちらも解放感抜群です。
「温泉に入りに行く」というより、黒部峡谷の自然の中で温泉を楽しむという感じです。
行きはよいよい帰りは階段、141段を上る
ダムの放流や川の水量によって河原には行けない時もあります。
鐘釣駅にも河原近くにも表示板があります。ご注意ください。
鐘釣の河原露天風呂へは、階段を下ります。
これがなかなかきつい。
温泉でのんびりした後なので、余計にこたえます。
ここも、時間と体力には余裕を持っておいたほうがいいところです。
鐘釣 河原露天風呂のアクセスと基本情報
- 行き方 黒部峡谷鉄道の出発点「宇奈月駅」よりトロッコ電車に乗って約1時間、鐘釣駅で下車。
徒歩約10分。階段141段あり。 - 場所 〒938-0200 富山県黒部市黒部奥山国有林(鐘釣) 地図
- 電話 0765-62-1103(鐘釣温泉旅館)
※天然の河原なので利用できない時があります - 営業時間 8:30~16:00
- 営業期間 5月上旬~11月上旬のみ営業
- 料金 無料
黒薙温泉と鐘釣河原温泉、どちらがおすすめ?
どちらも魅力がありますが、雰囲気は少し違います。
黒薙温泉
山道を歩いてたどり着く温泉。
温泉そのものを目的に行きたい人に向いていると思います。
駅から約30分歩くので、歩きやすい靴と混浴露天風呂なので水着をお忘れなく。
鐘釣 河原露天風呂
万年雪や河原露天風呂など、黒部峡谷の自然と一緒に楽しめる場所。
行きは階段を下り、帰りは141段を上ります。
途中下車で温泉を楽しむなら時間に余裕をもって
今回、2か所の温泉に立ち寄って感じたのは、
トロッコ列車の時間だけで予定を組まないこと。
駅から温泉まで歩く時間。
温泉に入る時間。
写真を撮る時間。
そして駅まで戻る時間。
全部必要です。
特にトロッコ列車は、次の列車まで40分から50分待つことになります。
「あと少しだけ」と欲張りすぎず、帰りの時間には十分な余裕を持つこと。
これは今回、改めて実感しました。
まとめ|黒部峡谷の温泉は「道のり」も楽しむ温泉
黒薙温泉も鐘釣の河原露天風呂も、車で温泉の前まで行って、すぐ入れる温泉ではありません。
トロッコに乗って、途中下車して、歩いて、ようやくたどり着く。
だからこそ、そこで入る温泉はちょっと特別でした。
60代夫婦の私たちには、体力的に「楽だった」とは言えません。
でも、黒部峡谷の景色を見ながら歩き、自然の中の温泉に入る。
これも今回の旅の大きな思い出になりました。
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※2026年10月以降の運行状況、施設の営業状況、立入可能区域などは変更される場合があります。お出かけの際は、黒部峡谷鉄道や各施設の最新情報をご確認ください。