こんにちは、リタイヤ~ずです。
大阪は毎日35度を超える猛暑が続いていました。
車中泊に行くならダウン持参でというSNSの書き込みを発見。
半信半疑のまま、確認のため大台ケ原で車中泊。
ついでにハイキングと温泉も楽もうと計画。
車中泊翌朝、東大台ヶ原完全クリアコースへいざ出発!
「登山」というより「ハイキング」のつもりで軽い気持ちで出発したリタイヤ〜ずでしたが、子熊の目撃情報あり、神武天皇像の謎あり、そして年齢を実感する上り下りありと、なかなか中身の濃い8.4kmになりました。
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東大台ヶ原完全クリアコースの概要
※マップは大台ケ原駐車場 ビジターセンターで100円(現金)で購入できます。
- 距離:総距離8.4km
- 高低差:300m以上500m未満
- 所要時間:3時間30分〜4時間(今回は実測で約5時間、コースタイムより1時間ほどオーバー)
- 出発〜到着:朝8時出発、13時到着
- 難易度の目安:ハイキング中級〜登山入門クラス(旅行会社・団体によって表記は異なります)
- ルート:大台ヶ原駐車場①登山口 → ②宿泊施設 → 上道 → ③日出ヶ岳頂上 → ④正木峠 → ⑤正木ヶ原 → ⑥尾鷲辻 → ⑦牛石ヶ原 → ⑧大蛇嵓 → ⑨シオカラ谷つり橋 → 山の家 → 大台ヶ原駐車場
今回わたしたちは、シオカラ谷から駐車場までの間にある難関、石段の急坂を上るのを回避するためあえて逆回りでスタートしました。
正木峠、日出ヶ岳方面の木製階段を上る方を後半に残すことにしました。
体力配分を考えるなら逆コースもおすすめです。
「ネイチャートレイル」と聞くと軽装備で歩けそうなイメージがありますが、実際は8.4km・高低差281m。
険しい石段の道があります。
観光気分で夏だからと言って軽装で入山するのは危険だと感じました。
トレッキングシューズなど、しっかりした装備と飲み物、行動食持参で臨むのがおすすめです。
アクセス
基本情報
| 施設名 | 山岳・丘大台ヶ原 |
|---|---|
| 所在地 | 吉野路エリア〒639-3702 奈良県吉野郡上北山村小橡660-1 大台ケ原 |
| 開館時間 | 午前9時~午後5時 |
| お問い合わせTEL | 07468-3-0312 (大台ヶ原ビジターセンター) |
その他 連絡先
- 上北山村役場企画政策課
電話番号:07468-2-0002
ファックス番号:07468-3-0265 - 上北山村商工会(西大台について)
電話番号:07468-3-0070 - 日本道路交通情報センター(050-3369-6666)
- 道路管理者(奈良県吉野土木事務所:0746-32-4051(代表))
東大台ケ原 完全クリアコース 逆まわりでいざ出発!
今回こちらから入山
本来の登山口
マップ⑨ シオカラ谷 つり橋を渡る
最後に登るのを回避した道、険しい石段の道を下りきったところにつり橋がありました。
つり橋からはシオカラ谷の絶景を見ることができました。
大蛇嵓までの道でシャクナゲの群生地、シャクナゲ坂と呼ばれているそうです。
マップ⑧ 大蛇嵓(だいじゃぐら) 子熊とニアミス
大台ヶ原は雨の多い地域。
くもりならラッキーくらいの気持ちで来たのですが、少し雲があるくらいのまさかの快晴。
日差しが強く、思った以上に暑い1日になりました。
ところが、大蛇嵓への道に入った時、一瞬でしたが大粒の雨が降りました。
折りたたみの傘は持ってきてまいたがここまでの道のりを考えると
カッパのほうが良かったと後悔しながら歩いていると
すぐに止んだのでほっとしました。
そして大蛇嵓の少し手前で、すれ違った登山者からこう声をかけられました。
「この先の大きな岩の裏で子熊を見ましたよ。気をつけて」
数名のハイカーと一緒に、恐る恐る大蛇嵓へ向かいました。
わたしたち自身は気づかなかったのですが、すぐ後ろから来た人に「見ました?」と聞かれ、その方は実際に子熊を目撃したとのこと。
わたしたちにとってはあくまで「ニアミス」でしたが、それでも十分すぎるほど緊張しました。
大蛇嵓といえば断崖絶壁からの大パノラマが自慢のビュースポットです。
しかし、この日ばかりは絶景をゆっくり楽しむどころではありませんでした。
周りのハイカー達もさっと写真を撮って足早に立ち去っていく中、気づけばリタイヤ~ずの2人だけが取り残されていました。
戻る道も内心ドキドキでしたが、幸い熊を見かけることなく通過できました。
<strong>ケチ子の添乗員時代の話</strong>
尾瀬でガイドさん・お客様・添乗員が1列になって木道を歩いていたときのことです。
後ろから来た男性2人に「今さっき、あなたの後ろを親子連れの熊が横切りましたよ」と教えられたことがあります。
今回も熊そのものは見ていませんが、あのときと同じニアミス感を思い出しました。
マップ⑦ 牛石ヶ原 神武天皇像の謎
大蛇嵓の緊張から少し落ち着いたところで、牛石ヶ原にたたずむ神武天皇像に出会いました。
こんな山奥に、いったいどうやってこの像を運んだのか・・・
調べてみると、この銅像は像高2メートルを超える長身で、本体重量は約45トン。手にした金鵄(きんし)と弓だけで68キロ、太刀は83キロもあるそうです。
製造は大阪市の大谷鋳造所で、銅像は6分割された状態で、三重県尾鷲(おわせ)から約30人の労務者の人力で山上まで運び上げられたといいます。
そんな逸話を知ると、目の前の像がより一層重みを持って見えてきます。
マップ⑥ 尾鷲辻|ショートカットで中道コースか、完全クリアコースかで悩む
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正直、この時点でかなり疲れていました。尾鷲辻にはショートカットコースへの分岐があり、迷いに迷いました。
地図で高低差と所要時間を確認、木道の階段が整備された「完全クリアコース」の方がかえって歩きやすそうだったので、予定どおり進むことにしました。
東屋があり、小休止や急な雨の際の避難所として利用できます
水や行動食荷物は全部メカ夫がもってくれていました。
それでもやっぱりしんどかったです。
無理は禁物、体力に応じてコースを選ぶのが安全です。
マップ⑤ 正木ヶ原
立ち枯れしたトウヒの風景が幻想的な一帯。
シロヤシオの群生地もあり、6月上旬から中旬頃が見ごろだそうです。
正木ヶ原では周囲に広がる景色をゆっくり楽しむ余裕が戻ってきました。
マップ④ 正木峠の木道階段
正木峠に入ると、木道の階段がひたすら続きます。
標高が上がるにつれて息も切れ、整備された木道の階段とはいえ、木陰もなく日差しの暑さも加わってなかなかの体力勝負でした。
マップ③ 日出が岳
最後の上りとなる日出ヶ岳は、メカ夫が手ぶらで単独アタック。
ケチ子はふもとの展望台で荷物番をしながら休憩。
メカ夫は身軽になってダッシュで階段を駆け上がり、頂上展望台で360度の絶景を写真に収めることができました。
マップ上道〜大台ケ原駐車場
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ここからはなだらかな木陰の道「上道」を駐車場へと戻りました。
まとめ|コースタイムオーバーでも、無事完全クリア
結果として、コースタイムを1時間ほどオーバーしましたが、「東大台ヶ原完全クリアコース」8.4kmを無事に歩き切ることができました。
- 熊の目撃情報は夏山では珍しくない。単独行動を避け、熊鈴を携行すること
- 曇り予報でも日差しが強く出ることがあるので、晴れ対策も忘れずに
- 体力に自信がなければ、尾鷲辻のショートカットコースも選択肢に
- 高低差のあるコースは、体力配分を考えて逆回りにするのも一つの方法
定年後の体力と相談しながらの登山でしたが、大蛇嵓の緊張感、神武天皇像の謎、正木ヶ原の絶景と、記憶に残る一日になりました。
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