馬籠宿〜妻籠宿を中山道で歩く|バスで戻るモデルコース

2026年9月、エブリイの車中泊仕様『ミリキャン2号』で、岐阜県を中心に3泊4日で巡りました。

普段は普通のエブリイとして使っていて、車中泊のときだけ、ベッドキットを使って、荷室を寝られる仕様にしています。

この記事は、その3日目です。今回の旅のメイン1だった、中山道を、馬籠宿から妻籠宿まで歩きました。

馬籠宿 水車

帰りは、バスで馬籠宿へ戻ります。

ケチ子は、添乗員時代に、このあたりへ何度もお客様を案内しています。

歩いてみたかった中仙道を、ようやく、自分たちの足で歩けた日でした。

ところで、「馬籠宿」と「妻籠宿」は、なんと読むか、おわかりでしょうか?

ケチ子は、添乗員になるときの国内旅程管理主任者の試験で、この読み方が出題されて、読めませんでした(汗)。

答えは、この記事の最後にあります。

3日目のタイムスケジュール

時刻場所メモ
5:20馬籠宿A-2駐車場朝食
7:15馬籠宿A-2駐車場を出発馬籠宿を歩く
7:30馬籠 高札場ここから中山道を歩く
8:30馬籠峠 峠の茶屋開店前
8:55〜9:14一石栃立場茶屋囲炉裏とお茶
9:14一石 白木改番所跡石栃乃枝垂桜(樹齢250年)
9:43橋
9:53倉科祖霊社
10:06牛頭観音
10:19妻籠宿
10:42妻籠変電所
10:55澤田屋栗きんとんで休憩
11:10妻籠宿ご本陣
11:30昼食(おもて)舞茸天ぷらざるそば
12:00鈴屋栗きんとんソフト
12:47妻籠発のバス馬籠へ(13:15着)
13:20馬籠宿A-2駐車場

歩いたのは、7:15の馬籠宿の無料駐車場を出発してから、10:19の妻籠宿まで、約3時間です(休憩を含みます)。

馬籠と妻籠、どちらから歩く?

どちらからでも歩けますが、馬籠から歩くほうが、上りの時間が短くて楽なような気がします。

距離と高低差の基本データ

項目内容
距離約7.8km〜9km(旧中山道)
所要時間約2時間半〜3時間(ゆっくり歩いて)
最高地点標高790m(馬籠峠)
馬籠宿から妻籠宿へ下りが多く、比較的歩きやすい
妻籠宿から馬籠宿へ約200m〜326mの、しっかりした上り坂が続く

私たちが選んだコース

馬籠宿は、石畳の宿場の坂を上りますが、お店を見ながら歩くので、苦になりません。

高札場から峠の茶屋までは、ちょっと上りが続きます。

時間的には、それほど長くないので、私たちは、馬籠から中山道を歩いて、妻籠からバスで馬籠に戻るコースにしました。

車は、馬籠の無料A2駐車場に停めることができました。

 

早朝の馬籠宿から、高札場へ

馬籠で朝食

早朝に、道の駅きりら坂下から馬籠の無料A2駐車場へ移動しました。

もう一度寝ようとしたのですが、眠れず。

バックドアを開けて、田園風景を見ながらちょっと早めの朝食にしました。

馬籠宿無料駐車場でバックドアを開け田園風景を見ながらの朝食

店がまだ開いていない馬籠宿

早朝の誰もいない馬籠宿入り口

7:15に出発して、店がまだ開いていない、ひっそりした馬籠宿を歩きました。

7:30に、高札場に到着です。ここから、中山道を歩きます。

添乗員時代のコース

ケチ子は、添乗員時代に、バス停『陣場』(高札場があるところ)の駐車場でお客様を降ろしていました。

お客様は下り道で馬籠宿を歩いて馬籠観光駐車場で集合する、というらくちんコースです。

馬籠宿を出て中仙道への道 右に高札場

左 馬籠宿から中仙道への道       右 高札場

※高札場とは、幕府や領主が決めた法度(はっと)や掟書(おきてがき)などを木の板札に書き、人目のひくように高く掲げておく場所のことです

馬籠峠から一石まで

馬籠からの道と、前日に食べた店

馬籠 お食事処樹梨

馬籠からの道の途中で、前日にお昼を食べた食事処の前を通りました。

まだ開店前でしたが、「ここにあったのか」と、位置関係が分かりました。

馬籠峠の「峠の茶屋」

馬籠峠 峠の茶屋

8:30に、馬籠峠の峠の茶屋に着きました。

早朝に着いた私たちは、、まだ開店していなくて、残念でした。

基本情報

項目内容
営業時間(4月〜11月)9:00〜16:00
営業時間(12月〜3月)10:00〜15:00
定休日無休(年末年始を除く)
料金入場もお茶の接待も、すべて無料

※季節や天候、ハイキングの状況によって、営業時間が変わったり、臨時に休業したりすることがあります。
訪問前に、電話などで確認することをおすすめします。

一石栃立場茶屋(いちこくとち たてばちゃや)

中仙道 一石栃立場茶屋の様子

8:55に、木曽一石栃立場茶屋(無料休憩所)へ。

私たちが着いた8:55は、開店少し前で旬美をされているところでしたが、「どうぞ」と、声をかけていただきました。

無料のお茶をいただき、囲炉裏に火を入れているところを見させていただき昔の雰囲気を味わいました。

まだまだ暑い日でしたが、1年中、囲炉裏には火を入れているそうです。

すすで、家を丈夫にする目的もあるそうです。

入り口横の壁には、訪れた人が、どこの国から来たかを書く黒板があります。

さっそく、チョークで国旗の色を塗っている、海外からのお客さんが自国の国旗の色塗りをしていました。

日本人用の黒板は、都道府県を書き込む形です。

ケチ子は、この日の一番乗りで、いちばん上に「大阪府」と書いてから、出発しました。

基本情報

項目内容
営業時間(4月〜11月)9:00〜16:00
営業時間(12月〜3月)10:00〜15:00
定休日無休(年末年始を除く)
料金入場もお茶の接待も、すべて無料

※営業時間や休みは、変わることがあるので、お出かけ前に確認してください。

一石栃乃枝垂桜

一石栃立場茶屋の周りにはたくさんの桜が植えられています。

茶屋の目の前には、八重紅枝垂れ桜(やえべにしだれざくら)。

白木改め板書からすぐの坂を上ったところの子安観音には、樹齢250年の、石栃乃枝垂桜。

一石栃立場茶屋 手前の影は八重紅枝垂れ桜

一石の白木改番所跡

一石 白木改番所跡

お休み処のすぐそばに、一石栃(いちこくとち)の白木改(しらきあらため)番所跡があります。

「木曽五木」を厳しく管理するための番所です。

尾張藩は、価値の高い木曽五木(ヒノキ、サワラ、アスナロ、コウヤマキ、ネズコ)の伐採を、原則禁止にしていました。

「木一本、首一つ」と言われるほどの、厳しい罰です。

この番所では、運ばれてくる木材が、決まりにかなったものかを改めて、証明の焼印を押していたそうです。

木漏れ日の中を、熊鈴を鳴らして歩く

中仙道

一石の白木改番所跡を越えて、中山道を歩きます。大木がそびえ立つ林の中の道を、木漏れ日を浴びながら、一歩ずつ歩きました。

川のせせらぎの音を聞きながら、鳥のさえずりを聞きながら、熊鈴を響かせて歩きます。

途中には、橋(9:43)、倉科祖霊社(9:53)、牛頭観音(10:06)があります。

中仙道の道

左 中仙道にある橋   右 倉科祖霊社

妻籠宿へ

村の放送で、熊の目撃情報

熊鈴を鳴らしながら歩いていたので、少し安心でしたが、もうすぐ妻籠宿、というところで、村の放送が聞こえてきました。

「〇〇のあたりで、熊の目撃情報がありました。農作業に行く方は、ご注意ください」という内容です。

また熊か…と思いましたが、〇〇がどこなのかは、分かりませんでした。

山の中を歩くときは、熊鈴をつけて、熊の情報に、気を配ってください。

妻籠宿に着いて

10:19に、妻籠宿に着きました。

妻籠宿に入ってすぐの、いつも美味しい栗を買っているお店は、今回は閉まっていて、残念でした。

澤田屋で栗きんとん

妻籠宿 澤田屋 栗きんとん

栗きんとんのお店、澤田屋へ。

添乗員時代は、お客様を、よくこの店までご案内していました。

まず、栗きんとんを2個買って、店の前のベンチで休憩。

「やっぱり、おいしいなあ」と、お土産用に、6個入り(1870円)を3箱、買いました。

昼食は、「おもて」で

妻籠宿「おもて」舞茸天ぷら付きざるそば

11:30に、妻籠宿の「おもて」というお蕎麦屋さんでで昼食です。

舞茸天ぷらざるそば(1300円)と、ざるそば(950円)をいただきました。

舞茸の天ぷらはいつものように半分こ。

おそばができるまでの間に小さめのコップでリンゴジュースを持ってきてくれました。

妻籠宿「おもて」突き出しアップルジュース

メカ夫
メカ夫
うまい!

疲れがふっとぶなぁ~
ケチ子
ケチ子

鈴屋の栗きんとんソフト

12:00には、鈴屋で、栗きんとんソフト(450円)を、半分こしていただきました。

ケチ子
ケチ子
おいしい!

 

バスで馬籠へ戻る

妻籠宿バス停と妻籠から馬籠に向かうバスからの車窓

左 妻籠⇒馬籠 バスの車窓    右 妻籠バス停

バス停で待つ

12時過ぎに、バス停に着きました。少し早かったので、バス停の前の椅子に座って、バスを待ちました。

妻籠から馬籠へ

12:47発の、妻籠発、馬籠行きのバスに乗りました。料金は、1人1000円です(2人で2000円)。馬籠には、13:15に着きました。所要時間は、約28分です。

運行時刻は、妻籠発から馬籠着まで、次のとおりです。

妻籠発馬籠着
10:1710:45
12:4713:15
14:2214:50
16:4217:10

※運行日や時刻は、変わることがあります。お出かけ前に、バス会社の案内で確認してください。

帰りは、左手に、峠の茶屋が見えます。

バス停『馬籠峠』(長野・岐阜の県境)のあたりです。

ここでも、待っている人がいれば、バスに乗れるそうです。

バス停の一覧(妻籠から馬籠まで)

▶ バス停の一覧(妻籠から馬籠まで・クリックで開きます)
番号バス停読み方メモ
1妻籠つまご出発
2妻籠橋つまごばし
3尾又橋おまたばし
4橋場はしば
5大妻籠おおつまご
6庚申塚こうしんづか
7下り谷くだりたに
8滝下たきした
9男捶滝おだるだき
10峠入口とうげいりぐち
11一石いちこく
12馬籠峠まごめとうげ長野・岐阜の県境
13宮前みやまえ
14茶屋ちゃや
15清水しみず
16岩田いわた
17陣馬じんば馬籠宿のいちばん上(高札場前)
18四方木屋前よもぎやまえ
19杁いり
20馬籠まごめ終点・馬籠宿の下側(メインのバス駐車場前)

馬籠の手前「陣馬}で降りるのが、おすすめです

馬籠宿を、坂を下りながら楽しみたいときは、バス停「陣馬(じんば)」で降ります。

馬籠宿のいちばん上で、高札場の前です。

終点の馬籠から3つ手前のバス停で、そこで降りれば、朝は店がまだ開いていなかった馬籠宿を、下り坂で、ゆっくり見て回れます。

おすすめのコースです。

私たちは、馬籠宿も行ったことがあるしこの日は先を急ぐので、終点の馬籠バス停まで行きました。

終点の馬籠は、A1・A2駐車場や、お土産店、トイレが近いので、車で来た人は、そのまま駐車場へ戻れます。

馬籠でお土産を買って、出発

13:15にバスが終点の馬籠に着いて、13:20に、馬籠宿A-2駐車場に着きました。

駐車場はすぐそこなので、トイレを済ませて、お土産を買って、すぐに出発しました。

3日目の夜は、岐阜市の銭湯と、道の駅

馬籠から、高速道路で、神坂ICから関広見ICまで移動して、岐阜市内へ向かいました。

途中、恵那福堂で栗きんとんと栗きんつばを買って、恵那峡SAと岐阜三輪PAで休憩しました。

この日の日帰り温泉、岐阜市の銭湯「松乃湯」についてはこちら
▶ 岐阜市の銭湯「松乃湯」に入浴|昭和レトロな雰囲気・料金・営業時間

今夜の車中泊、道の駅「星のふる里ふじはし」の様子はこちらから
▶ 道の駅「星のふる里ふじはし」で車中泊(岐阜県・揖斐川町)|温泉併設

3日目の費用メモ

項目金額
妻籠 澤田屋 栗きんとん6個入り1870円×3(5610円)
昼食 おもて 舞茸天ぷらざるそば1300円
昼食 『おもて』 ざるそば950円
鈴屋 栗きんとんソフト450円
バス(妻籠→馬籠)1000円×2(2000円)
恵那福堂 栗きんとん302円×2
恵那福堂 栗きんつば226円×2

※料金は、訪れたときのものです。変わることがあるので、お出かけ前に確認してください。

まとめ

馬籠宿から妻籠宿まで、中山道を歩いた3日目は、お休み処の囲炉裏や、番所跡、栗きんとんと、見どころの多い1日になりました。

馬籠から妻籠へ歩くほうが、上りが少ないので、初めての人には、おすすめです。

帰りはバスにすると、体力に合わせて、無理なく楽しめます。

前日の2日目は、桃介橋や阿寺渓谷をまわりました。こちらにまとめています。
▶ 岐阜・長野モデルコース2日目|桃介橋・阿寺渓谷・苗木城址

道の駅スタンプラリーで11駅を集めた体験は、こちらです。
▶ 岐阜県道の駅スタンプラリー2026(岐阜県・全55駅)

クイズの答え

「馬籠宿」は「まごめじゅく」

「妻籠宿」は「つまごじゅく」

と読みます。